ぷるんっ、とさらけ出された両胸に、どろりとしたお酒をたっぷりとかけられる。
ぬるついたそれを揉み込むように体を撫で擦られて、わたしは無意識に甘い声を出していた。
「ぁあ……んや、ぁはぁ……っ」
「おお、えぇ反応だ」
「こっちの嬢ちゃんも、最初はきゃんきゃんいって可愛かったがな、従順なのも可愛げがある」
とぷとぷっ……と、さらにお酒がかけられた。
その場所から体が火照り――甘い疼きが下肢を支配する。
男の人たちは、自分たちのペニスにもそのお酒をたっぷりとまぶして……咥えてみろと、私の前に突き出した。
「ほれ、酒がほしいんだろう?」
「ぁ……は、ぁい……お酒……あまくて、おいしいの……」
甘い匂いに、ゾクゾクと体を走る弱い快楽。
もっと欲しい。もっと飲みたい。
わたしは舌を突き出して……おそるおそる、並べられたペニスのうち1本を咥えた。
「んじゅるっ……んんっ……んぐっ、ぢゅ、ぢゅるるる……んぢゅぅぅぅ……!」
「おっほぉ……! どんどん吸いついてきやがる!! そらもっと飲め!!」
「んぶぅぅぅっ……! むむぅ……ふむ、ぁあぁ……おいしい……なにこれ……あまくて――」
芳しい香りがするお酒がもっと欲しくて、わたしはレロレロとペニスを舐めしゃぶった。
やや苦い味が顔を出したかと思えば、また雨のようにお酒が上から降り注いでくる。
「ふぐっ! んぶぶっんくぅぅ……!! んへぇぇぇっ……」
「こっちの頼むよ! 酒ならいっぱいかけてやるからさ」
「じゃあオレは手で……」
「ケツまでならいいんじゃないのか? アナル処女くらいもらったって罰は当たらんだろう」
おじさんたちがなにかいいながら、わたしの体に触っていく。
やわやわと胸を揉みながら、谷間にお酒をいっぱいかけてくれて――その粘りけを伸ばすように、乳首もグニグニと弄ってくれる。
「はぁぁんっ……! ぁっ、あんっ……きもちいぃ……」
「へへ、もう感じてるぞ」
「どれ、ケツの穴はどうだ」
触られるところすべてが気持ちいい……。
ふと祥子を見れば、彼女も美味しそうに誰かのペニスをしゃぶり、両手で扱いている。
ああ――うらやましい。
わたしも、あんな風にたくさんのお酒を飲んで……たくさんのペニスでぐりぐりされたい……。
火照った頭でそう考えていると、冷たい液体が――わたしの、お尻の中に入ってきた。
「んひぃぃぃ?!!?!」
「おおっ、いい鳴き声だな」
「見ろよ、ケツから酒漏らしてやがるぜ!」
わたしは床に這いつくばり、犬のように腰を突き出した状態で、お尻の穴にお酒が入った瓶を突き立てられた。
冷たくてとろりとした液体が――お尻の穴から、どんどん体の奥に注がれる。
ギュルル……とお腹が不穏な音を奏でているのに、わたしはだらしなく涎を垂らしてそれを求めてしまう。
「ぁあぁああぁぁぁ……! 冷たぃぃ……ぁぅ、おなか、おなかグルグルいってるのにぃ……」
「へへ……やっぱりすげぇな、シロウネ様の体液は――」
「どんな清楚な女でも、コレ一発で雌犬奴隷だもんなぁ。シロウネ様々じゃねぇか」
ぐうぅぅ……と腸の中を動き回る液体に、ガクガクと体が震える。
冷たい液体に体の中を犯されて――お尻の穴、ビクビクしてる……。こんなところ、触られたことだってないのに――。
「んひぃっ……! なんれ……なんでぇぇ……」
並々とお腹の中にお酒を注ぎ込まれてから、瓶が引き抜かれる。
次の瞬間、ビュボボボッと勢いよく――わたしの、お尻の穴から、液体が噴き出した。
「ふうぅぅぅ?!!! んはぁぁっ、出てるぅぅ……いやぁぁぁぁ!! いや、いやぁっ!! 見ないで――見ないでぇっ!」
「おぉぅ!
女子大生のケツ噴水だ! 勢いよくひり出しやがったぞ」
「せっかく注いでやった御神酒、漏らしてんじゃねぇよ!」
笑いと怒号が一緒くたになって聞こえるなか、わたしはたくさんの人の前で白濁した御神酒を……シロウネ様の体液だというそれを、思い切りお漏らしした。
「ふぎっ、んぎぃぃぃ……んへぇっ、おほぉぉ……まだ……まだでてるぅ……なんで、わたし……」
みんなが笑っている。
みんながわたしを見ている。
先ほどまでたくさんの男の人のペニスをしゃぶっていた祥子も……今はうっとりとした表情で、わたしを見つめていた。
「言ったじゃない。元々は歩き巫女に馳走を振る舞ったのがはじまりだって……歩き巫女っていうのはね、神社の普請なんかのために、体を売ることもあった巫女の呼び名よ」
「りょ、か……さぁ……」
いったい、いつからそこにいたのか。
全裸の男の人たちを書き分けて、妖艶な表情を浮かべた涼夏さんがわたし達の前に現れた。
彼女は、お酒まみれになったわたしを一瞥すると、身をかがめてそっと微笑む。
「村人達に料理を振る舞われた巫女は、その体で男達の精気を集めて、シロウネ様に奉納するのよ。でも……巫女の純潔が穢されてはいけない。それはシロウネ様のものだもの」
わたしが噴きこぼした液体でびちゃびちゃの床を歩き回りながら、涼夏さんは何かを思い出すようにうっとりと目を細めた。
ああ――そうだ。
涼夏さんは、巫女役の経験者だったはず。
きっと彼女も、このお酒を飲み、こうしてたくさんの男の人たちの前で裸になって……そして、最後は……。
「朝がくるまで、巫女はこの場所で奉仕を続けなくっちゃ……朝日が昇ったら、今度はシロウネ様のご神体がある場所まで向かうのよ」
そう言って、涼夏さんは床に跪いた。
名前も知らない誰かのペニスを扱いて――徳利の中身をひっくり返す。
白濁した液体で汚れたペニスをわたしの鼻先に突き出すと、彼女は甘い声で祥子を呼んだ。
「さあ、いらっしゃい祥子さん……紗穗さんと2人で、このおちんぽを綺麗にするのよ」
「はぁい、涼夏おばさぁん……」
のろのろと立ち上がった祥子は、わたしとおなじくすっかり
全裸になっていた。
普段は白く、柔らかな肌が、酒気のせいか興奮のせいか、ほんのりと赤く染まっている。
黒髪はべたべたに汚れていたが、白い肌に幾筋も張りついた姿はどことなく淫靡だ。
「おおぉぉ……ふ、2人でしてくれるのか?」
「うふふ、紗穗と2人でご奉仕するの、楽しみだったの……紗穗ってば、私のことずーっとエッチな目で見てるんだもの」
「そ、そんなこと……」
ペロリと舌なめずりした祥子が、舌を伸ばしてペニスを舐めはじめた。
「ふぶぅ……んちゅっ、ちゅるる……んん……あまぁい……んっ、んくぅっ」
蕩けた表情でペニスを……おちんぽを舐める祥子には、もうわたしが憧れていた凜とした雰囲気など微塵も見られなかった。
けれど、淫らな恰好で四つん這いになり、両乳を揺らしながら雄を貪る――その姿に、わたしもたまらなく興奮してきてしまう。
「ぁ……あぁ――祥子ばっかりずるい……わ、わたしもおちんぽぉっ……」
「んちゅっ、むちゅぅぅぅ……」
「れろぉ……ちゅぱっ、じゅるる……じゅぽぉっ」
蜜のような液体を滴らせるおちんぽを、2人で交互に舐め舐めしていく。
ビキビキと反り立ったペニスはあっけなく精液を吐き出したが、今はそれすらも気持ちよく、そして美味しかった。
「んはっ! 精液びゅーびゅーでたぁっ! 紗穗の顔に精液いっぱいかけてぇ……!」
「あぁん、私も……私も精液かけてぇっ……! おじさまたちのザー汁でウェディングドレスつくってぇ……」
次の瞬間、わたしと祥子に群がるようにして、たくさんのおちんぽがわたしたちに向けられた。
キュンキュンッと子宮が疼く――むわっとむせかえるような雄の匂いと、甘い香りに、わたしたちはすっかりメスの顔で彼らに懇願する。
「ここっ、ここにくらひゃいっ! ドロドロザーメン、お口にいっぱい注いでくらひゃいぃぃ……!」
「祥子の喉まんこにもちょーだいっ! いっぱいご奉仕しますから、くっさいザー汁で祥子のこと、お腹いっぱいにしてぇぇ!」
自分の指で大きく口をこじ開けて――次々と振りかけられる精子を全身に浴びる。
祥子も同じくらい下品な表情で、ドロドロの精液にまみれていた。
ああ――なにも考えられない。甘く濃厚な匂いのなかで、わたしたちはすっかり発情しきった雌犬になっていた。
つづく……
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