精液とシロウネ様の体液に浸されて、どれだけ時間が経っただろう。
発情雌犬まんこをドロドロにさせたわたしと祥子は、朝が来たという涼夏さんの言葉に従って外へと連れ出された。
全裸に真新しい白装束を着せられたわたしと祥子を抱えた隆造さんは、用意された御神輿のようなものに2人を乗せてくれる。
「んぁぁ……お酒、もうないのぉ……?」
「うふふ、祥子さんはすっかりシロウネ様の虜ね……心配しなくても、これから祠に行けばたくさんお恵みいただけるわ。あぁ、そうだ……これをつけておかなくっちゃ。シロウネ様に、巫女が来たってお教えしなくちゃいけないから……」
涼夏さんはそう言って、わたし達2人の胸に、小さな鈴をくっつけた。体を動かす度に、敏感に勃起した乳首からチリンチリンと音が聞こえる。
ふたりとも、まるで荷物のように御神輿に投げ入れられて――村の男達によるかけ声と共に、祠へと向かった。
「ぁんっ……ね、ねぇ紗穗、口を開けて……アレがまたほしいの……紗穗もいっぱい飲んでたからぁ……」
「んん……ちゅ、ちゅるっ……ふぁっ、ぁあん……」
「んふぅ――甘くっておいひぃ……紗穗、おっぱいもお尻もどろどろぉ……」
揺れる御神輿の中で、わたし達は互いの体液を求めて、何度もキスを繰り返した。
柔らかくて甘い祥子の唇や舌――今まで、口にすることすらもはばかれるように蓋をしていた思いが、止めどなく溢れてくる。
「ちゅっ、ちゅぱっ……んん……祥子ぉ……ぁっ、ぁあぁん……」
「紗穗って、私とずっと――こういうことしたいって思っていたの? ねえ、わたしの裸は想像したことある……?」
そう言って、彼女は真新しい着物からちらりと肌を覗かせた。
先ほどまでたくさんの男達にドロドロにされていた白い体――わたしがひと思いに頷くと、彼女は小さな鈴がついた胸をはだけてみせた。
「いいわよ、紗穗になら……ねえ、おっぱい吸ってみる? おまんこはシロウネ様のものだけど……」
「祥子……」
チリリンッと、わたしの胸元の鈴が鳴る。
口の中に溜まった唾液を飲み込んで……私は、ぷっくりと腫れ上がった彼女の乳首に吸いついた。
「んぢゅるるるっ! ちゅぅぅぅ……ッ、ちゅぱっちゅっ」
「ぁっはぁぁぁ……! ぁっ、すごぉい……! 紗穗っ! 紗穗の舌すごい……! ヌルヌルしててぇっ……ぁっ、あったかぁいぃ……」
先ほどまで触れられることすらなかったわたしのおまんこはだらしなく涎を垂らし、ただ目の前に柔らかい肉があることだけを求める――わたしは本当に、獣にでもなったような気分でひたすら彼女のおっぱいを吸い続けていた。
「あらあら……2人で楽しんでいたの? 悪いけれど、もう祠に着いたわよ」
「ぁぇ……も、もうですか?」
「えぇ。シロウネ様はこの祠の奥にいらっしゃるわ。さあ、2人とも降りて」
薄暗い御神輿を開いた涼夏さんは、妖艶に微笑むと私と祥子をそれぞれ手招きした。
わたしたちは乱れた着衣をなおされ、ふらつく足で祠の前に立つ。
シロウネ様のための祠は――洞窟と一体化したような、簡素な建物だった。
「ご祈祷は終わったから、あとはあなたたちが……その体を、シロウネ様に捧げるのよ。一昼夜の神事が終わったら迎えに来るから……」
「あ、あの、わたし達どうなっちゃうんですか……?」
「あら、不安なの? 紗穗さん」
うっとりと微笑んだ涼夏さんは、そっとわたしの肩に手を添えてくれた。
「シロウネ様の愛は素晴らしいわ。ずっと、夢から抜け出したくないくらい……わたしの時は、たまたま一緒にいた子がそうだったけれど――」
何かを思い出したかのように、彼女はそれ以上なにも言わなかった。
ドンッドンッと鳴らされる太鼓の音に背中を押されるようにして、わたしたちは一緒に祠へ入るようにと促される。
「さあ、いってらっしゃい2人とも」
「はぁい。ね、早く行こうよ紗穗……シロウネ様、中で待っててくださるかな」
「う、うん……そうね……行こう、祥子」
頬を染めた祥子に手を取られて、木でできた扉を開ける。
しばらくドンドンと太鼓が鳴っていたけれど――暗い室内を歩いていると、それも聞こえなくなった。
「ねぇ祥子……こ、ここって……」
「しっ、なにか聞こえる……」
2人が歩く度に、チリチリと胸に着けた鈴が音を立てた。
室内の温度が低いせいで、体が震えていた。
「ぁっ……」
「祥子?」
「ぁんっ……あぁっ、紗穗ぉ……」
ややくぐもった祥子の声が聞こえてきたのは、その時だった。
次の瞬間、ズルッ……ズルッ……と、なにか重たいものを引きずるような、水っぽい音も聞こえてくる。
「んひぃ……ッ! なにこれっ、あはぁぁぁっ」
「祥子っ!? んむぅッ……!」
祥子の悲鳴に辺りを見回すと、なにか――ドロリとした粘液を出す、腕のようなものが私の口の中に突っ込まれた。
暗闇に目が慣れてくると、それはゆっくりと姿を現す。
イソギンチャク……いや、木のツルのような、太くてうねうねとしたそれ。
「んぷぁっ……シ、シロウネさま……?」
ずりゅずりゅ……となおも口の中に入り込もうとするその触腕を一度抜ききってから、わたしは「それ」の名前を呼んだ。
ぼんやりと光るような白い姿――醜悪なイボをいくつももった、男性器に似た触腕に、子宮がキュンと疼く。
「シロウネ様? あなたがシロウネ様なの……?」
あんな――醜い、ブヨブヨとした、肉の塊のような物体……。
あんなもののために、わたしと祥子は処女を捧げなくちゃいけないなんて……。
わたしはグッと息をのんで、それからようやく「それ」に向かって再度声を掛けた。
「シッ……シロウネさまぁ……お会いしたかった、ですぅっ……紗穗のっ……紗穗の未通おまんこ――処女まんこを、シロウネさまに……あげます、から……」
肌にまとわりつく着物を脱ぎ捨てて、今や祠の壁一面に張りついているシロウネ様の
触手に体を擦りつける……。
どろりとした体液が分泌されているのを感じて、わたしは舌を出しそれを舐めとった。
甘い――この上もなく甘美で、幸せな味がする。
「紗穗と祥子の処女まんこ、シロウネ様に捧げますから……」
「シロウネ様の
触手おちんぽでぇ……わたし達のこと、女にしてくださぁぃ……」
もう、恥も外聞もない。
わたしたちはがに股で立ちながら、自分たちの手でおまんこを開け広げ、腰をふりふりさせた。
卑猥なダンスを見て興奮したのか――シロウネ様の
触手は、ビチビチと跳ね回りながらわたし達の周囲へと集まってくる。
「はぁぁ……シロウネ様のおちんぽ……イボイボおちんぽで処女喪失しちゃうぅぅ……」
「ぁぁんっ――おっぱいっ! おっぱい吸ってりゅっ?! んほぉぉ……ちゅーちゅーされてる……これ、この
触手様すごいぃぃ」
凶悪なイボがついた
触手以外にも、別の役割をもったものがいるらしい。
わたしの両胸にはくぱぁ……と口を開いた別の
触手が吸いつき、すごい勢いで乳首を吸われてしまう。
「んひぃぃぃ!! ぁぁぁあ……おっぱいっイイっ……! んおぉぉ……足ガクガクきちゃうぅぅ……お、おしっこ漏れちゃうよぉぉぉ」
ブルンッブルンッと両胸をたわませながら。わたしは絡みつく触手たちに体を預けた。
足を取られ、宙に浮くような体勢にされ――おまんこがよく見えるように、両足を思い切り広げられる。
(わたし……これから本当に、触手に処女捧げちゃうんだぁ……)
ぬらぬらと液体を分泌させる、ひときわ太い触手が、どろりと割れ目をなぞった。
「ひぃぃぃ……っ! あ、ちゅ、熱いぃ……シロウネ様のおちんぽ、熱いですぅぅぅぅ」
痛いのか、苦しいのか……でも、そんなことはもうどうでもよかった。
シロウネ様に全てを捧げたい。もっと気持ちよく、もっと楽しい気分になりたい。
そして――つぷりと先端を押し込んできた触手が、メリメリメリッと膣道を一気に押し開いてきた。
「おっ、ほぉぉ、おごぉぉぉ……!!」
内臓まで押し上げられるような質量に、ぬちゃぬちゃと絡んでくる愛液が生々しく響く。
けれど、不思議と痛みはなかった。
その代わりに、頭の中を焼き尽くすような快感が、わたしの体を隅から隅まで支配する。
「ふぎっ、ひぃぃ……ぃぎぃぃぃぃっ……! はいったっ!! シロウネ様のおちんぽはいっちゃったぁぁ」
無遠慮なピストンに体を揺さぶられながら、わたしは白目を剥きながらそう雄叫びを上げた。
つづく……