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【告知】新作チラみせ


またもやお久しぶりになりました。
前に言ってた新作、なかなか多忙のため進みがよろしくない状況です。

ただ、絶対に出すというケツ叩きのため、冒頭部分をチラ見せします……!

下からどうぞ。


「それでは、生徒会長の流令院亜梨子エリザベータさんから、生徒の皆さんへご挨拶をいただきます。流令院さん、お願いします」
 やや薄ぼけた声が、視界の片隅で聞こえた。
 チャラリという金属音が聞こえて、俺は一歩前に踏み出す。視界はふさがれていたが、問題はない。
「総真、いらっしゃい」
「はい……会長」
 俺を呼ぶ、会長――いや、亜梨子お嬢さんの声。
 その声さえ聞こえていれば、なにも問題はなかった。この鈴の音のような声は俺を導いてくれる。俺は亜梨子お嬢さんがどこにいるかさえわかれば、もうなにもいらなかった。
 チャラチャラという金属音が繰り返され、ぐっと体が引っ張られる。歩くのが遅い俺に苛立ったのか、お嬢さんが手綱を引いたのだ。
「遅いわ、総真」
「もうしわけありません、会長」
「……いいわ。許してあげる。今日はあなたの晴れ舞台ですもの、緊張していてもおかしくないわ」
 慈悲深い亜梨子お嬢さんの声に、俺は思わず笑みがこぼれそうになった。
 いや――それはいけない。なけなしの理性が、俺の表情を引き締める。この生徒総会は俺にとっても重要だが、亜梨子お嬢さんにはもっと重要なものだ。彼女の舞台を、俺ごときが穢すわけにはいかない。
「みなさん、おはようございます。生徒会長の――流令院亜梨子です」
 お嬢さんの声が、マイクを伝わって全校生徒に届けられる。
 俺は彼女の右隣に立たされ、じっと出番の時を待った。この半年間、俺は今日この瞬間のために生きてきたと言っても過言ではない。
 いや――そもそも、俺の人生自体がこの瞬間の、そして亜梨子お嬢さんのためにあったのだと言ってもいいだろう。
「今日は、皆さんに大切なお話があります。本学独自の矯正プログラムである『聖贄』制度は、国の認可を頂き、我が校はモデル校としての誉れを頂きましたわ」
 ああ、お嬢さんの声。俺の大好きなその声を聞いているだけで、頭の中がぼーっとしてきて、呼吸が荒くなる。声だけで勃起しそうになるなんて昔の俺が聞いたら笑い死ぬかもしれない話だが、今だって体を縛る戒めがなければ、彼女の声を聞きながら下品にガニ股開いてセンズリ扱いていたかもしれない。
「ですが、聖贄制度の成功例とも言える『聖隷』――教育者の正当な教えを受けた弟子階級は、本学でもこれまで輩出されていないのが現状でした」
 ちゃりんっ!
 俺が付けている首輪に繋がった鎖が、ひときわ高い音を立てた。
「しかしながら、わたくし流令院亜梨子エリザベータの所有物たる彼……皆さんもご存じですね? 2年の転校生、田所総真くんが、この度理事会の承認を受け、正式に聖隷階級として選抜されましたことを、ここにお伝えいたします」
 次の瞬間、わぁっと会場の体育館が沸いた。
 ああ――ついに、とうとうこの瞬間がやってきた。
 亜梨子お嬢さんの綺麗な指先が俺の目元を隠していた革のアイマスクを外し、口に付けていたポールギャクをとり外してくれる。
 ダラダラと涎をこぼした俺は、久方ぶりに飛び込んできた光に目を痛めながら、お嬢さんの足下に跪いた。
「亜梨子お嬢さん――た、頼む、俺もう……ッ」
「あら、ダメよ総真。せっかく聖隷としてわたしのモノになるというのに、それじゃぁまたただの性奴隷に逆戻りね」
「それは……そ、それだけはやめてくれ! お嬢さんのためならなんでもする。ちんぽもアナルも好きにしていい! だけど、アレは……」
「あらあら、可愛い人……ふふ、おちんちんバッキバキに勃起させたいのに、粗末な貞操帯で縛られてるから苦しいんでしょう?」
 お嬢さんは、意地悪だ。
 俺はもう心も体もお嬢さんの、お嬢さんだけのモノなのに、髪の毛も体も乳首もちんぽもアナルも全部全部お嬢さんに捧げてるのに、こんなことを言うなんて。
「あ――頼む、お願いだからぁっ……」
「ふふ……じゃ、教えたとおりにご挨拶しないと」
 俺は慌ててコクコクと頷くと、一歩前に進み出た。
 亜梨子お嬢さんからマイクを受け取ると、目の前の生徒たち――八割が女子で、残りの二割が俺と同じ『聖隷候補生』の男たちだ。
 いや、俺はもう、この瞬間からこの学園の女達の共同肉ディルドではなくなるのか。
 この学園の被支配階級、彼女たちの性欲を満たすためのオモチャではなくなる。
 俺は――亜梨子お嬢さんの飼い犬になる。
 これから、ずっと、一生亜梨子お嬢さんのモノになるのだ。
「みなさん……紹介にあずかりました、た、田所、です……二年C組、です……」
 俺がぶん殴った里塚、気の弱そうな桜庭も、俺を見ている。
 俺は、ゴクリと生唾を飲み込み、背筋を伸ばした。
「こ、この度俺は……いや、卑しくも流令院亜梨子お嬢様の……私有物である、聖隷となる許可を……理事会の皆様にいただきました」
 頭が、爆発しそうだ。
 俺は自分の部屋からこの会場まで、一切の着衣を許されていなかった。
 唯一許されているのは、亜梨子お嬢さん手ずから俺に施してくれた、金属の貞操帯――ペニス全体を包み込む金網のようなそれのおかげで、俺はもう一週間もオナ禁をさせられていた。
 ああ、もうダメだ。
 早く――はやく精液出したい。ギンギンに勃起したちんぽゴシゴシして、ズッシリパンパンの金玉空っぽになるまで射精したいぃぃっ……!
「ほら、どうしたの総真? ちゃんと、わたしだけじゃなくて皆様にも分かるように言わなくちゃ……どうしてほしい? あなたは、どうなりたいの?」
 俺は……俺は、もう――もうなんでもいい。亜梨子お嬢さんの下僕、性奴隷……いや、聖奴隷として、心も体も全部捧げてしまいたい。
「おれ、はぁ……ッ」
 亜梨子お嬢さんの手が、俺の股間に伸びる。バッキバキに勃起した下僕ちんぽにハメられた、金属製の檻。お嬢さんのモノだというその証に手を掛け、優しく囁いてくれる。
「総真、は?」
「俺は……こ、これから、亜梨子お嬢さんのいちばんの下僕……聖隷として、い、一生お仕えし、お、お、おちんぽも――アナルも、口も全部、全部亜梨子お嬢さんに捧げることを誓います……!」
 言った。
 言ってしまった。
 この言葉を言ってしまえば、俺はもう元の生活には戻れない。ダチとバカやって遊んだり、気弱そうな男から金を巻き上げる真似も、もうできない。
 いや、そんなことをする必要はないのだ。
「よく言えました……それじゃ、総真」
 お嬢さんがにっこり笑って、貞操帯についていた錠前に鍵を挿し込む。金属が擦れあうカチャカチャという音に続いて、お嬢さんの柔らかい唇が、俺の喉仏に押し当てられた。
「ご褒美よ。生徒の皆様の前で、わたしへの絶対服従射精をなさい」
 枷が――完全に外される。
 そしてギュポンッと凶悪な音を立てて、俺の尿道口に挿し込まれていたプラグが、引き抜かれた。
「ひ、うゥゥッ」
 喉が鳴り、膝がガクガクガクッと震え出す。俺は体に感じ始めた射精の前触れを感じ、両手を頭に添え、腰を落とした。
「あ゛ッ、あ、お゛あぁぁぁぁッ! イくっ、お゛ッ、出る、出る出る出るゥっ……! 特濃オナ禁ザーメン出ちまうッ……亜梨子お嬢さんの前でっ、いぎゅっ、ひ、ぉぉぃィィン゛っ!」
「いいのよ総真……総真の絶頂服従射精、生徒の皆様にお見せして……」
「ほ、ぉぉぉっ、ヒ、ぃ、ぃ、ぃぃぃっ、ぎぃっ、ア、ぉぉっ、イギまずっ、ぉ、っ、ありすおじょーさんの雄犬アクメッ、服従射精イグっ、あぉっ、ぉ、おほぉォォッ!」
 ガクガクッと腰が上下に揺れる。ちんぽに触られてもいないのに、信じられないくらいの刺激が俺のちんぽから頭までを一直線に駆け抜けていく――!
「ひ、ぎぃっ、ぎぃぃィッおっほぉぉっ、オ゛ッ、おぉぅぅぅっ……!」
 ドブブッと汚い音を立てながら、俺は勢いよく射精した。
 ヘコヘコ無様に腰を振りながら、俺の様子を見守る女子生徒と、その下僕であり肉ディルドである男たちに見せつけるように、白目を剥き、だらりと舌を出しながら、俺は永遠とも思える時間射精し続けた。
 ブリブリに凝り固まったザーメンがビチビチと床を汚しきる頃には、俺の体は力なく床に座り込み、ビクビクと痙攣しているだけだ。
「んヒッ、ひ、ひぉぉっ……お、お嬢さん……亜梨子、様……」
「よくできました……んふ、可愛かったわよ、総真……それでこそわたしの忠犬。それでこそ、わたしだけの聖隷……舌をお出し」
 お嬢さんはそう言うと、ご自分の制服のスカートが汚れるのも厭わず、床に座り込んで俺と同じ目線になってくださる。
 俺は言われるがまま、舌を突き出した。するとお嬢さんはずいっと身を乗り出し、舌をちゅぅぅっと吸ってくれる。
「んむぅ……んちゅ、ちゅぱっ、ん、ふぅぅん……」
「ふ、ぉっ……お、んんぉ、む……」
 ちゅぷちゅぷと深い位置でのキスを繰り返していると、お嬢さんの細い手が俺の背中に回された。
 だが、俺がこの手を彼女の背中に回すことは許されない。飼い犬である俺が、許可なしに彼女に触れることは許されないのだ。
「んちゅっ……ふふふ、素敵よ総真……おちんぽミルク垂れ流しながらトロ顔してるあなたが、いちばん可愛くて、いちばん愛しいわ」
「お嬢さん……ん、ぉおっ……お嬢さん、お嬢さんッ……!」
 亜梨子お嬢さんの手が、くったりとした俺のペニスに伸びた。
 ほっそりとしたそれが蛇のようにちんぽに絡みつくのを見つめながら、俺は歓喜に身を震わせるのだった。



以上、エディタにベタ打ちしている初稿版です。ちょっと直すかも。
こんな感じで、次回作はお嬢様に淫乱雄犬調教されちゃう男の子の話です
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